【ポケモン剣盾】パルデアリンク使用構築 ボルトラオスカグヤ【最終1位-レート1654】
こんにちは、あっしゅです。
今回は仲間大会「パルデアリンク」にて総合1位を獲得したので、第9世代のヒントになるかもしれないと思い自分用に記事を執筆しました。
9月にポケットモンスタースカーレット/バイオレットの舞台パルデア地方に向けてダイマなしの仲間大会を複数回開催します。
— 【公式】パルデアリンク@仲間大会 (@parudea_poke) 2022年8月25日
開催中はこちらのアカウントの固定ツイートにて引用RTでエントリーIDを載せますので宜しくお願いします。
詳細は固定ツイートをご覧下さい。#パルデアリンク#仲間大会 pic.twitter.com/5Km7ibeOAt
パーティーの内容だけ読みたい方は個体紹介のところまで、お時間ある方はぜひ最後まで読んでいただけますと幸いです。
【構築経緯】
Day1~Day3までは使い慣れたの受けループ軸で臨んでいたが、度重なる運負けと1試合にかかる時間が長すぎてレートが伸びない状況を鑑みて「5分で勝てる攻撃的サイクル」をコンセプトにしようと方針転換。を軸に据えた強い並びを探したところ、下記のブログを見つけたので並びを参考にして自分流にアレンジした。
参考元:
【個体紹介】
霊獣ボルトロス@拘り眼鏡
性格:臆病
特性:ちくでん
実数値:155(4)-x-90-197(252)-100-168(252+)
技構成:ボルトチェンジ きあいだま 10万ボルト 草結び
構築の軸。今環境ではの処理をに一任しているパーティーが非常に多いと感じたので「を誘ってで破壊する」をコンセプトに構築を組み始めた。電気の一貫切りとして初めはなどの地面タイプを入れていたが、環境の中心であるに対して安定せず弱いと感じたのと、ダイジェットも無いのに何故か蔓延っていたアタッカー型や脳死で出してくるがあまりにも多く頭にきた為、これらを絶対に駆逐できるを使いたいと考えた。S101族の速さ×C145の超火力を並みのポケモンで受けられるはずもなく、ほかの2匹で相手を削ってから最後10万ボルトで一貫を取るイメージで進めていくと勝ち筋が見えやすかった。
連撃ウーラオス@拘りスカーフ
性格:意地っ張り
特性:不可視のこぶし
実数値:175-200(252+)-120-x-81(4)-149(252)
技構成:水流連打 インファイト 雷パンチ 蜻蛉帰り
構築の軸。主な役目は偵察&削り。あらゆる試合の初手に置き「蜻蛉帰り」から始動することで、のボルチェンと併せた強力なサイクルを組み込む事ができた。基本的に全ての型のに対応可能なため、不毛なウーラオス検定で悩む必要がないのが偉い。私自身マイナーポケモンに疎いため、仲間大会特有の”ご自慢ポケモン”が出てきた際はすべて彼の水流連打で解決していた。性格に関しては諸説あるが、素早さは準速スカーフで最速と同速になるのでそれ以上必要ないと判断。それよりもより多く削りを入れられるA特化の方がメリットがあると感じた。何故か中盤以降に増えたも上から殴って処理できるので、ほのおのからだで焼けない事を祈りつつ即決で水流連打を押し続けていた。
テッカグヤ@食べ残し
性格:意地っ張り
特性:ビーストブースト
実数値:193(164)-166(236+)-124(4)-x-125(28)-91(76)
技構成:ヘビーボンバー 地震 身代わり やどりぎのタネ
参考元:
S18 受攻一心ポリドヒド【最終12位(2112)・38位(2059)】 : かもねぎのやみなべ
構築の軸かつMVP。前述のコンセプトである「を誘ってで破壊する」を実現するために不可欠な存在。技構成は環境に多かったに強い「地震」、環境に通りが良く小さくなるの解決策にもなる「ヘビーボンバー」、以外の耐久ポケモンに強い「やどりぎのタネ」「身代わり」で完結していた。正直ナットレイ対面で炎技を打ちたい事が山ほどあったが、汎用性を考えるとやどみが戦法の方が受けルやあくび展開に強く、地震を切るとの処理がキツいためこの4つが結論最強だった。元構築ではフィラのみを持たせていたが、役割が薄目のに残飯を持たせる意味があまりなかったので今回はに残飯を渡して居座り性能を高めた。残飯の回復効率を考慮して16n+1で良さげな調整を探していたところ、偶然発見したかもねぎなべさんの配分が強そうだったので拝借した。ビーストブーストでAが上昇するのが良い味を出していて、死に出しにもしっかり負荷をかけられるのが偉かった。
ポリゴン2@しんかのきせき
性格:控え目
特性:ダウンロード
実数値:191(244)-x-114(28)-154(116+)-128(100)-83(20)
技構成:トライアタック 冷凍ビーム 身代わり 自己再生
ランクマッチS8で愛用していた、ミラーで絶対勝てる最強のポリゴン2。
ナットレイの「はたきおとす」も身代わりが耐える為、身代わり⇒冷凍ビームを撃ってボコボコに殴り倒していた。vsを意識してHBトレース型にする事も考えたが、ダウンロードで上昇するステータスによって相手の型判別ができる点、といった耐久に優れたポケモンの処理速度が早い点、そして何といってもダメージ感覚が染み付いており自信をもって選出できる点を評価して、今回も守護神としてローテーションに組み込ませて頂いた。結果的にパルデアリンクでもその強さは健在で頼もしい背中を見せてくれた。第9世代にも来てほしいなぁ。
ピクシー@オボンのみ
性格:穏やか
特性:ダウンロード
実数値:202(252)-x-94(4)-115-156(252+)-80
技構成:ムーンフォーズ 瞑想 ねがいごと まもる
アッキ瞑想や蝶舞のような詰ませポケモンに対するストッパー。受け意識でHBに努力値を割く構成も考えたが、瞑想アシストパワーをしっかり受け切るためにも参考元に倣ってHDぶっぱで振り切った。一応オボンの実の回復量込みで1度だけ水流連打を受けることが出来るため、耐えてムンフォを放って処理することも可能。選出圧力としての意味合いが強いので基本的には出さないが、特殊アタッカー偏重のパーティーに出会った時やの選出が難しい時には出すようにした。
カイリュー@あつぞこブーツ
性格:腕白
特性:マルチスケイル
実数値:193(212)-154-157(220+)-x-120-110(76)
技構成:ワイドブレイカー ダブルウィング 龍の舞 羽休め
物理アタッカー(主に)を受けつつ、自分自身も抜き性能を担保できる「トゲキッス@アッキの実」のようなイメージで採用。しかし今回のパルデアリンクの環境にはあまり刺さっておらず、パーティーを改善するならこの枠だと思った。何となくの使用感だが、ダイマ環境のランクマであればしっかりと活躍できそうな気がする。Sは1上昇でウーラオス抜き。
【パルデアリンク全体の振り返り】
ここからは時間がある方だけ読んでいただければと思います。
まず事前段階の考察において、初めに考案した構築がこれ。
ダイマがない環境において突破手段が限られている小さくなるを軸に、相方として毒菱+高速アタッカーを加えた『受け攻めサイクル』が最強だと考えてパーティー作成。フレ戦でもほぼ負けなしで抜群の手応えだったのでこのまま本番に挑んだものの・・・
・・・まぁ何というか色々要因はあるけど、とにかくの通りが悪すぎる。。。
『当初自分が想像していた環境』と『パルデアリンクの環境』では少々乖離があり、なかなか結果が振るわずレートも1540まで沈んでしまった。
一応Day3の構築
①⇒に変えてみた
↳アタッカー性能を高めるも火力不足に陥る。に勝てない。
②環境トップを雑に入れてみた
↳暴風の命中率が終わっているので解雇。相手に絶対零度当てられた確率の方が高い。
③強者御用達の@スカーフを試してみた
↳この型自体は強い。ただプレイングがお粗末で正しい択選びができず安定性に欠けた
④見た目強そうな@ハチマキを使ってみた
↳制圧力があるのは間違いない。ただしミラーになった際の読みあいが宇宙すぎて無理だった...
ここまでDay1~Day3との軸を使っていく中で「勝てない要因は何か?」を探った結果、以下4つの課題に行き着いた。
①予想外の角度から受けが破壊されている
↳回避率6積みしているのにボディプレスが6連続で当たったり、骨ブーメランが5連続で当たったり、連続で急所引いたり永遠に麻痺って動けなかったり、とにかく下振れ要素が多すぎた。「受け続ける=不利を被るリスクも増える」という事は分かっていたものの、ここまで酷いとは思わなかった。
戦わなければ勝てない… ミカサ・アッカーマン
まさにこの名言が自分に突き刺さる瞬間だった。
②TODの仕様を存じ上げない方が非常に多い
↳負け確定なのに降参せず15分フルで粘られることが物凄く多かった。そもそも小さくなるで諦めさせるのがコンセプトのはずなのに、「回避率6段階上昇」という絶望的状況を「打開できる」と思われてしまうのがキツかった。毎試合TODの秒数カウントするのが辛く虚無でしかないので、無駄に対戦時間延ばすのはご遠慮頂きたく存じます。
③対戦時間が21時~24時までの3時間しかない
↳仲間大会の都合上仕方ないが前述の通りフルラウンドのTODばかりなので、とにかく試合数が全然稼げない。全試合TODすると仮定すると最大15分×12試合で3時間が終わってしまう。試合の合間を考えるとレート1600を超えるには全勝or1敗が必須という非常に厳しい条件なので、相当実力と運が備わっていないと上位に食い込めない事を悟った。
④ドヒドイデが想像以上に多い
↳相手にドヒドイデがいた場合、コンセプトである毒菱を回収されてしまうのと同時に、熱湯で火傷を引いた方の勝ちという不毛な運ゲーになってしまうので、これを続けていたらトップは狙えないなと。これに気付いてドヒドラッキーに見切りをつけた。
以上、4点が反省点である。
結論、受けループは「レート向き」ではあるが「仲間大会には向かない」という事。
そこからは全てを白紙に戻して、攻撃的なサイクルを組むことを心掛けた。
伝説なし環境のサイクルといえば、まずが思いついたが
非ダイマ環境である以上「素で暴風を打つこと」を強制されているは運が絡むので弱いと思い、それに近しいを軸に考察を進めていった。
軸が決まった後はぽけっとふぁんくしょんで見つけたシュークリムさんの記事を基に、下記3点を自分流にアレンジ。
①今環境に刺さると感じたの居座り性能を高めるために「食べ残し」を所持
②はアッキと迷ったが、今回はクッション的な要素が強く居座りよりも何度も受けだしていくイメージだったので「あつぞこブーツ」を所持
③非ダイマである事やが環境に少ない事を鑑みて、アイアンテールの型を変更。に強く出られる「身代わり」を採用することに。
ほぼ構築記事通りだが、これにてパーティーが完成した。
【おわりに】
正直このような「一仲間大会」で記事を書くのもどうかと思ったが、今回のパーティーが非常に使い心地がよく自分に合っていると感じたため、第9世代の自分が行き詰ったときに振り返れるようブログに残すことにした。本来であればレートで成果を残してから記事を書くべきだが、これまで冠環境で使い続けてきたの枠を全て取っ払って一つの成果を残せた事に意味があると思ったのでご容赦頂けますと幸いです。
すぺしゃるさんくす レート1600ちょいの時点で「いけいけいけ~やれやれやれ~」と後押ししてくれたみんな
ありがとうございました。
最後に、1位景品の色証オノノクスです。
漆黒のオノノクス、かっこよすぎる。。。。(しかもムンボ入り!!!)
色証なんて自分では絶対に厳選できないから頂けてとっても嬉しいです!!
主催の そとみちラミ様、ありがとうございます!!!
いつか何かの機会で活躍させてあげたいなぁ。
第9世代のどこかで乞うご期待✌